■ ロードホースクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント/07年募集 父ダンスインザダークは、皐月賞(GT)を直前回避。日本ダービー(GT)では伏兵フサイチコンコルドの強襲に首差で敗れた。鬱憤を見事に晴らしたのが菊花賞(GT)。上がり3ハロン33秒8の豪脚で念願のGTタイトルを射止めた。産駒はロングディスタンスで真価を発揮。また豊富なスタミナを利してジャンプ戦にも意外な適性を示す。全姉妹ダンスパートナー、ダンスインザムード、近親スズカマンボ、イーグルカフェ。JRA総合ランキング第2位の実績を盾にトップの椅子を虎視眈々と狙う。
母ジャズキャットは、米国二冠タバスコキャットの全妹。現役オープンで約1億5000万円を稼ぐロードマジェスティを第2仔に産んだ。速さの極限を競う意味で世界随一と表せるアルゼンチンに根を下ろす母系も魅力たっぷり。韋駄天メイショウボーラー、2006年の米国年度代表馬インヴァソールも同国の繁栄血脈に辿り着く。ワンフォーローズは2005年まで3年連続カナダ古馬女王に君臨。その後ケイアイファームが87万5000ドル(約1億300万円)で獲得に至った。従妹アヴェニューズレディも国内大手牧場で繁殖入り。今後の勢力拡大が確実なファミリーなのだ。
本募集馬に関しては、マイル前後が守備範囲の前述ロードマジェスティを踏まえて父をパートナーに指名。するとイメージ通り伸びやかな馬体に出た。これで距離への対応力は飛躍的にアップ。今回の募集馬で1、2を争う大物感が備わった。SS系×母父の成功例オースミダイドウ、ブラックタキシード、ダイレクトキャッチ。皆クラシック戦線で頭角を現わしたのが何とも心強い。まさに夢を託せる本格派。
ジャズキャットの06
牡馬・栗毛・2006年3月12日生れ(美浦・久保田貴士)
生産:ケイアイファーム・繋養:ケイアイファーム 全500口●総額3,570万円
ダンスインザダーク
1993 鹿毛Sunday Silence
*サンデーサイレンス
1986 青鹿Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Mountain Flower Dancing Key
*ダンシングキイ
1983 鹿毛Nijinsky Northern Dancer Flaming Page Key Partner Key to the Mint Native Partner ジャズキャット
1997 黒鹿Storm Cat
1983 鹿毛Storm Bird Northern Dancer South Ocean Terlingua Secretariat Crimson Saint Barbicue Sauce
1983 鹿毛Sauce Boat Ket to the Mint Missy Baba Lady Barbizon Barbizon Cancelada
母:
*ジャズキャット Jazz Cat米未出走《産駒4頭:出走3頭:勝馬3頭》本馬が第5仔
ロードフュージョン(牡 2001 父:Woodman)1勝。(公)1勝
ロードマジェスティ(牡 2002 父:ブライアンズタイム)5勝【現】都大路S(OP),ニューイヤーS(OP),
| ジュニアC(OP),ゴールデンホイップT(1600万),共同通信杯(GV)5着,アーリントンC(GV)5着
ロードブリーズ (牡 2003 父:フレンチデピュティ)(公)2勝【現】
ロードルクシオン (牡 2004 父:アグネスタキオン)未出走
祖母:
バーベキューソース Barbicue Sauce米7勝。マンモスパークBCH(LR)2着
*タバスコキャット Tabasco Cat(牡,父:Storm Cat)米8勝。プリークネスS(GT),ベルモントS(GT),サンラファエルS(GU),
| エルカミノレアルダービー(GV),ケンタッキーカップクラシック(LR),フォートスプリングスS,BCクラシック(GT)2着,
| サンタアニアダービー(GT)2着,BCジュヴェナイル(GT)3着,トラヴァーズS(GT)3着,種牡馬
*フラッシュストーム Flashstorm(牝,父:Storm Cat)米3勝
3代母:
レディバルビゾン Lady Barbizon,米9勝。マイフェアレディH,ポストデブS(GT)3着
ボールドバルビゾン Bold Barbizon(牡,父:Ward McAllister)米7勝。種牡馬
レディソースボード Lady Sauce Bort(牝,父:Sauce Boat)米2勝
ソーシーゲイロード Saucy Gaylord(牝,父:Lord Gaylord)米8勝。パークハイツH(LR)2着
ソーシーレディゲイロード Saucylady Gaylord(牝,父:Lord Gaylord)米7勝。
| *ワンフォーローズOne for Rose(牝,父:Tejano Run)加国最優秀古牝馬3回 米15勝。メイプルリーフS(GV)2回, | シーグラムカップS(GV),オンタリオメイトロンH(LR)2回,アルゴマS3回,
| ジョージCヘンドリーH(GV)2着,スピンスターS(GT)4着
シンプリーソーシー Simply Saucy(牝,父:Lord Avie)米1勝。
アンバーズウェイAmber's Way(牝,父:Forest Wildcat)米3勝。クラッシープリーフケースS
4代母:
キャンセラーダ Cancelada,アルゼンチン出走
バルビラーダBarbilada(牝,父:Barbizon)米4勝
| ルッキントゥーマイアイズLookintomyeyes(セン,父:Irish Ruler)米6勝。チーフイリニウェクS
マーチングマーギー Marching Margy(牝,父:ゴーマーチング)米1勝
| パープルディケイドPurple Decade(牡,父:Be Somebody)米12勝。EパーマーハガーティーS
| ロードマーチLord March(セン,父:Lord Gaylord)米10勝。ボンベイダックS,ミスターディズS(LR)2着
ドッティーブラザートンDotty Brotherton(牝,父:Barbizon)米1勝
ゲイローズアニーGaylord's Annie(牝,父:Lord Gaylord)米8勝。サスケハナBCH,フォードハウスS,ロングルックH(GU)2着
パープルグローリーPurple Glory(牝,父:Hail ther Pirates)米3勝
パープルパッションPurple Passion(牡,父:Northern Raja)米13勝。ライトザフェーズ(LR),ボウィーS(LR)
ロードパンサー 牡5(美)久保田貴士 本賞金 ¥900 総賞金 ¥2,434 (10戦 2- 0- 3- 1- 1- 3) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 11/05/14 2東京7 500万下 5 三浦皇成 4 57 芝2000 良 2.02.5 0.8 7- 5- 6 34.9 480 \740 11/05/08 1新潟6 500万下 13 平野優 3 54▲ ダ1800 良 1.58.4 4.2 5- 6- 7 41.7 488 \0 09/09/20 4中山4 セントライト記念 8 田辺裕信 17 56 芝2200 良 2.12.9 0.9 14- 9-10 35.7 474 \0 09/08/23 3新潟4 阿賀野川特別 10 蛯名正義 4 53 芝2200 良 2.14.7 1.3 6- 5- 5 36.0 488 \0 09/06/13 3東京7 くちなし賞 1 蛯名正義 2 56 芝2400 良 2.27.9 -0.0 7- 6- 7 34.7 472 \10,000 09/05/16 2東京7 夏木立賞 3 蛯名正義 6 56 芝2000 良 2.00.3 0.6 2- 2- 2 36.3 474 \2,500 09/04/25 2東京1 新緑賞 3 蛯名正義 2 56 芝2300 不良 2.26.1 0.4 4- 3- 3 36.8 476 \2,500 09/04/04 3中山3 山吹賞 3 蛯名正義 4 56 芝2200 良 2.14.9 0.2 10-10-10 34.6 472 \2,500 09/02/22 1東京8 未勝利 1 蛯名正義 5 56 ダ2100 稍 2.15.7 -0.0 13- 2- 2 36.8 474 \5,000 09/02/08 1東京4 新馬戦 4 蛯名正義 2 56 芝2000 良 2.07.2 0.5 11- 9-10 34.3 482 \1,100
■ 11/05/14 東京 500万下 5月14日(土)東京7R・4歳上500万下・混合・芝2000mに三浦騎手57kgで出走。10頭立て4番人気で1枠1番からスローペースの道中を7、7、5、6番手と進み、直線では内を通って0秒8差の5着でした。馬場は良。タイム2分02秒5、上がり34秒9。馬体重は8kg減少の480kgでした。
・三浦騎手 「あまりプレッシャーを与えぬよう心掛けて道中を運びました。直線を向いて苦しい格好を見せたのは確か。でも、その後も頑張っていたと思います。休養が長かっただけに本調子に戻り切ったとは言えぬ現状ながら、やはり能力を持っているな・・・と感じさせるに十分な競馬でしたね。もっと距離が延びても大丈夫。芝の方が合いそうな印象です。5着に来て次走の権利を得たのは収穫。今度は使いたい時にレースへ行けるでしょう。間隔を開ければ更に走れるのでは・・・」
≪2011年5月14日 東京7R 4歳上500万下(混) 芝2000m 良 10頭≫
1着ピサノカルティエ 57石橋脩 2.01.7 (4・4・5・4)34.3 494kg+24kg
2着クールエレガンス 57柴田善 2.01.8 3/4 (1・1・1・1)34.8 488kg+4kg
3着スイートテン 55武 豊 2.01.8 鼻 (3・3・2・2)34.7 504kg 0kg
5着ロードパンサー 57三 浦 2.02.5 (7・7・5・6)34.9 480kg−8kg■ 09/09/20 中山 GUセントライト記念 ■ 11/05/08 新潟 500万下 5月8日(日)新潟7R・4歳上500万下・ダート1800mに平野騎手54kgで出走。15頭立て3番人気で7枠13番から平均ペースの道中を5、5、6、7番手と進み、直線では中央を通って4秒2差の13着でした。馬場は良。タイム1分58秒4、上がり41秒7。馬体重は14kg増加の488kgでした。
・久保田調教師 「最後は完全に息切れ。もちろん長期ブランクの影響も大きいとは思うものの、如何にも稽古量が足りぬ状態と言った競馬でした。恐らくタイムオーバーの事態は免れたはず。今回に関してはゴールまで来られたのが収穫かも知れません。ただ、やはり脚元が心配。先週末に勝負を賭けた結果として何とかレースへ送り込む形まで持って行けましたが、厩舎へ戻った後の様子を見ないと現段階で次のプランを考えるのは難しいですね」
≪2011年5月8日 新潟7R 4歳上500万下 ダ1800m 良 15頭≫
1着リアルアヴェニュー 57石橋脩 1.54.2 (1・1・1・1)38.4 530kg+8kg
2着シルクエンデバー 57田 辺 1.55.3 7 (11・11・10・7)38.3 496kg+4kg
3着シルクペガサス 57柴田善 1.55.4 1/2 (2・2・2・2)39.5 458kg−8kg
13着ロードパンサー 54平 野 1.58.4 (5・5・6・7)41.7 488kg+14kg■ 09/09/20 中山 GUセントライト記念 9月20日(日)中山11R・セントライト記念(GU)・混合・芝2200mに田辺騎手56kgで出走。18頭立て17番人気で7枠15番からスローペースの道中を12、14、9、10番手と進み、直線では中央を通って0秒9差の8着でした。馬場は良。タイム2分12秒9、上がり35秒7。馬体重は14kg減少の474kgでした。
・田辺騎手 「どこかでインへ潜り込んでロスの無いように運びたかったですね。一方、自分のリズムで道中を走れたと言う意味では外目を通ったのがプラスに働いた部分も。馬群にも付いて行けましたよ。ただ、直線で他馬に入って来られて進路が狭まる不利。その後も脚を使ってくれただけに勢いに乗せ切れなかったのが何とも悔やまれます。ちょっとジリッぽいとは言え、追えば追うだけ伸びるタイプ。やはり長い距離が合うでしょう。もっと良化が見込めるはず」
・久保田調教師 「1度レースを叩いて馬体が引き締まり、内容的にもキッチリ変わったと言えるでしょう。もう少し内枠が欲しかった感じ。でも、人気を考えれば頑張った方だと思いますよ。ひとまず美浦トレセンで具合を確かめた上で今後のプランを決める意向です」
・尾形調教助手 「いざ追い出しに掛かる場面でアドマイヤメジャーに寄られる形に。パワー十分の相手だけに弾き飛ばされてしまいました。あそこで撥ね返すぐらいの地力が現状では備わっていないのでしょうね。しかし、差は僅か。健闘と言える結果だったと思います。蹄の大きさ等を考えると馬場が渋らなかったのも向いたのかも知れません」
≪2009年9月20日 中山11R セントライト記念(GU)(混) 芝2200m 良 18頭≫
1着ナカヤマフェスタ 56蛯 名 2.12.0 (6・7・5・3)35.0 452kg−6kg
2着セイクリッドバレー 56松 岡 2.12.1 1/2 (6・6・5・6)35.0 470kg+2kg
3着フォゲッタブル 56吉田隼 2.12.1 首 (10・8・9・8)34.9 482kg−4kg
8着ロードパンサー 56田 辺 2.12.9 (12・14・9・10)35.7 474kg−14kg
■ 09/08/23 新潟 阿賀野川特別 8月23日(日)新潟10R・阿賀野川特別・混合・芝2200mに蛯名騎手53kgで出走。14頭立て4番人気で7枠12番から平均ペースの道中を5、6、5、5番手と進み、直線では中央を通って1秒4差の10着でした。馬場は良。タイム2分14秒7、上がり36秒0。馬体重は16kg増加の488kgでした。
・久保田調教師 「4コーナーで鞍上の手が動き出しました。元々フワフワ走る気性なのは確か。でも、今回に関して言えば馬体が太かったのが伸びを欠いた原因でしょう。右膝に水が溜まり加減だったのを踏まえ、帰厩後は坂路コース中心の仕上げ。もちろん身のこなし等に何らかの影響が及んでいた訳では無いものの、結果的にはウッド等で追わなかった分だけ息がデキぬ状態だったのかも知れません。ただ、この一叩きで変わって来るはず。レース後も特に問題が出なければセントライト記念(GU)へ向けて調整を施そうと思います」
≪2009年8月23日 新潟10R 阿賀野川特別(3歳上1000万下)(混) 芝2200m 良 14頭≫
1着ナムラクレセント 58.5小牧太2.13.3 (1・1・1・1)35.1 488kg−12kg
2着フォゲッタブル 53川 田 2.14.1 5 (7・8・7・7)35.3 486kg−2kg
3着マゼラン 57松 岡 2.14.1 鼻 (3・4・3・3)35.6 534kg−2kg
10着ロードパンサー 53蛯 名 2.14.7 (5・6・5・5)36.0 488kg+16kg■ 09/06/13 東京 くちなし賞 6月13日(土)東京8R・くちなし賞・混合・芝2400mに蛯名騎手56kgで出走。15頭立て2番人気で8枠14番からスローペースの道中を4、7、6、7番手と進み、直線では外を通ってタイム差無しで優勝。2勝目を飾りました。馬場は良。タイム2分27秒9、上がり34秒7。馬体重は2kg減少の472kgでした。
・蛯名騎手 「ゲートで煩い素振りを見せるなど、このまま開けられたらマズいな・・・と内心ヒヤリ。ところが、他馬が暴れて仕切り直しの形となり、二度目は問題無くスタートを切れました。また、前走で序盤から行かせた効果が得られ、労せずに中団を確保。追い出すまで我慢が利くなど、以前に比べて気性面に進境が窺えました。やはり長い距離で渋太さを生かす形が合いますね」
・久保田調教師 「課題の手前もスムーズに替えられ、最後まで脚色を鈍らせずによく頑張ってくれました。今後については現段階では未定。以前に選択肢の一つに挙げたラジオNIKKEI賞(GV)は、福島の小回りコースがこの馬のイメージとあまり結び付かないのですよね。まぁ、どちらにせよ、まずは馬自身の状態を確認するのが先でしょう。秋を見据える意味でも大きな鼻差だったと思います」
≪2009年6月13日 東京8R くちなし賞(3歳500万下)(混) 芝2400m 良 15頭≫
1着ロードパンサー 56蛯 名 2.27.9 (4・7・6・7)34.7 472kg−2kg
2着ヘディングマキ 56横山典 2.27.9 鼻 (4・3・5・5)34.9 474kg−4kg
3着ボンバルリーナ 54四 位 2.28.0 1/2 (11・8・10・7)34.8 486kg+4kg■ 09/05/16 東京 夏木立賞 5月16日(土)東京9R・夏木立賞・混合・芝2000mに蛯名騎手56kgで出走。17頭立て6番人気で2枠4番から平均ペースの道中を2、2、2、2番手と進み、直線では内を通って0秒6差の3着でした。馬場は良。タイム2分00秒3、上がり36秒3。馬体重は2kg減少の474kgでした。
・蛯名騎手 「馬自身に落ち着きが感じられたのに加え、外側から寄られてスタート直後に狭まるケースが多く生じる東京の芝2000m。枠順を考えて最初から出して行きました。道中は手応え十分。しかし、いざ追っても意外と弾けませんでしたね。でも、徐々に気持ちは前向きに。スパッと切れぬ分だけダートも良いでしょうが、先々はターフの長丁場で走る雰囲気を持っていると思います」
・佐々木調教助手 「装鞍、パドック、返し馬は以前より大人しく、段々とレースに慣れて来ている印象が窺えました。また、他馬が並び掛けたら再びハミを取ったと言う話でした。今日のように舌を出す面は稽古では覗かせず、直線は競る形だったらラストまで頑張れたかも。最後に交わされたものの、距離の問題とは違うでしょう。現在は脚元に不安を覚えぬ状態ながら、厩舎で具合を確かめた上で今後のプランが決まる予定。普段から駐立ぐらいは課しており、今回ゲートを上手く出たのは中間に特別な練習を積んだ訳では無いですよ」
≪2009年5月16日 東京9R 夏木立賞(3歳500万下)(混) 芝2000m 良 17頭≫
1着カルカソンヌ 56藤岡康 1.59.7 (17・17・17・17)34.4 488kg−2kg
2着シングンレジェンド 56武士沢 1.59.7 頭 (12・12・11・12)34.8 442kg 0kg
3着ロードパンサー 56蛯 名 2.00.3 3.1/2(2・2・2・2)36.3 474kg−2kg■ 09/04/25 東京 新緑賞 4月25日(土)東京9R・新緑賞・混合・芝2300mに蛯名騎手56kgで出走。8頭立て2番人気で6枠6番から平均ペースの道中を7、4、3、3番手と進み、直線では中央を通って0秒4差の3着でした。スタートで煽って1馬身の不利を受けました。馬場は不良。タイム2分26秒1、上がり36秒8。馬体重は4kg増加の476kgでした。
・蛯名騎手 「枠内で跳ねる格好を見せて出遅れたものの、道中は勝った相手の直後に付けて手応え十分に追走できました。そして、4コーナーを回ったらインが開く形に。そこへスッと入れると思ったんです。ところが、いざゴーサインを出してモタモタと。渋った馬場を気に掛けてスピードに乗って行けず、今日は上位に来るのさえ無理かな・・・と言う考えが過ぎったほどでした。敗因は明らか。距離は全然OKでしょう」
・久保田調教師 「まだ全体的に緩くて地力が備わり切らぬ現状。その分だけ直線で突き離されてしまいました。仕方が無いですね。そう感じる一方、最後に差し込まれたのは幾らか不満を覚える部分。まぁ、怖がり気味なゲートも含めてキャリアを重ねる毎に変わるでしょう。コース状態も災い。綺麗に走るタイプだけ良い方が合うのは確かだと思います。厩舎へ戻ってレース番組、馬自身の具合を確かめた上で今後のプランを決める方針」
≪2009年4月25日 東京9R 新緑賞(3歳500万下)(混) 芝2300m 不良 8頭≫
1着ヒカルマイステージ 56横山典 2.25.7 (3・2・2・2)36.6 494kg−2kg
2着ゴールドスパークル 56松 岡 2.26.0 2 (3・4・6・6)36.2 420kg+4kg
3着ロードパンサー 56蛯 名 2.26.1 3/4 (7・4・3・3)36.8 476kg+4kg■ 09/04/04 中山 山吹賞 4月4日(土)中山9R・山吹賞・混合・芝2200mに蛯名騎手56kgで出走。11頭立て4番人気で7枠9番から平均ペースの道中を10、10、10、10番手と進み、直線では大外を通って0秒2差の3着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム2分14秒9、上がり34秒6。馬体重は2kg減少の472kgでした。
・蛯名騎手 「またスタートで幾らか後手を踏んだものの、暴れて大変だった前回と違って枠内では大人しい様子で立っていました。でも、道中では何度もフラフラと。コーナー毎にモタ付くなど不器用な面は相変わらずでしたね。どこかでインへ突っ込んで行ければ本当は良いのでしょう。ただ、まだ他馬を気遣う感じ。それで外々を回らざるを得ません。とは言え、最後は大きなフットワークで十分な追い込み。やはり直線の長い東京コースの方が合いそうです。まぁ、経験を重ねるに連れてレースでの若さは着実に解消。以前に比べれば前向きさも出ており、もっと上昇が望めると思います。芝、ダートどちらでも大丈夫」
・尾形調教助手 「今日も変な場所で手前を替えていましたね。しかし、ここは昇級戦。なかなか頑張ったと思いますよ。あまり上手く立ち回れぬタイプ。伸び伸び走れたと言う意味では大外へ持ち出したのも悪い判断では無かったでしょう。ひとまず今後に関しては厩舎へ戻ってから。中間にソエの兆候が表われたのも踏まえ、先生が具合を確かめた後に決める方針です」
≪2009年4月4日 中山9R 山吹賞(3歳500万下)(混) 芝2200m 良 11頭≫
1着キタサンアミーゴ 56内田博 2.14.7 (7・9・6・5)34.6 434kg 0kg
2着ネオレボルーション 56北村宏 2.14.8 1/2 (3・5・3・3)34.9 484kg−4kg
3着ロードパンサー 56蛯 名 2.14.9 3/4 (10・10・10・10)34.6 472kg−2kg■ 09/02/22 東京 未勝利 2月22日(日)東京2R・3歳未勝利・ダート2100mに蛯名騎手56kgで出走。16頭立て5番人気で6枠12番からスローペースの道中を12、13、2、2番手と進み、直線では中央を通ってタイム差無しで優勝。初勝利を飾りました。馬場は稍重。タイム2分15秒7、上がり36秒8。馬体重は8kg減少の474kgでした。
・蛯名騎手 「ゲートを出ずに今回も後方からのレースを強いられました。でも、向正面で他の1頭が行ってくれたのが幸い。それに付いて回る形でポジションを上げて4コーナーでも手応え十分でした。直線で1度はリードを許す格好に。完全に半馬身は抜け出されたでしょう。しかし、そこから逆転。本当に頑張ったと思います。引っ掛かる気性と違うだけに長い距離が向きそう。心身共に子供っぽさが目立つものの、なかなか楽しみな雰囲気を持った馬です。今後の成長で幼い面が解消すれば更に上を目指せるのでは・・・」
・久保田調教師 「ちょっと臆病なタイプ。出遅れ自体は想定内でした。しかし、道中からゴールまで終始ヒヤヒヤの内容。何とか能力でカバーできたような競馬かも知れません。ただ、今日だって手前の替え方はバラバラ。まだまだ全然と言った感じです。まぁ、そんな状態で勝ち切るのですから大したモノ。ゆったり走れる方が現状では合うのでしょう。次走に関しては脚元等の具合と相談しながら。デビュー戦と同様、また芝を使いたいな・・・とは思いますけどね」
≪2009年2月22日 東京2R 3歳未勝利 ダ2100m 稍重 16頭≫
1着ロードパンサー 56蛯 名 2.15.7 (12・13・2・2)36.8 474kg−8kg
2着メイショウブンブク 56岩 田 2.15.7 首 (3・3・4・4)36.6 456kg−6kg
3着クラブトゥギャザー 56内田博 2.15.8 首 (10・10・10・8)36.2 482kg−2kg
■ 09/02/08 東京 新馬戦 2月8日(日)東京6R・3歳新馬・混合・芝2000mに蛯名騎手56kgで出走。14頭立て2番人気で5枠7番からスローペースの道中を11、9、9、10番手と進み、直線では大外を通って0秒5差の4着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム2分07秒2、上がり34秒3。馬体重は482kgでした。
・蛯名騎手 「まだ周囲を気に掛ける素振りが目立ち、スタートでは驚いて後手を踏む格好に。枠内での行儀が悪いと言う訳では無かったですよ。また、道中はフワフワと。1度もハミを取らずに4コーナー周回の際には幾らか膨らみ加減でした。でも、終いの脚はキッチリ。能力の一端は示せたと思います。レース経験を積み重ねながら走って来るでしょう」
・尾形調教助手 「出遅れが痛かったですね。ただ、普段は従順。ちょっと気の小さな面を持っており、それが初めての実戦で出てしまったのでしょう。しかし、スローペースで前残りの展開の割に直線では良く追い込みました。次は変わると思いますよ。先生は京都。今後に関して現段階では何とも言えません。まぁ、5着以内に入っただけに無事ならば間隔を開けずに使って行けるのでは・・・」
≪2009年2月8日 東京6R 3歳新馬(混) 芝2000m 良 14頭≫
1着ダイワカレン 54武士沢 2.06.7 (4・4・5・3)34.4 434kg初出走
2着ニシノアビリティ 56石橋脩 2.06.9 1.1/4(1・1・1・1)34.9 516kg初出走
3着カミノランナー 56御神本 2.07.1 1.1/2(8・9・9・10)34.2 446kg初出走
4着ロードパンサー 56蛯 名 2.07.2 1/2 (11・9・9・10)34.3 482kg初出走